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アメリカの債権回収調査

海外債権回収

United States — Debt Recovery Investigation

訴訟の国の回収は、
ルールを知る者が動く。

アメリカは法的手続きが整い、回収の選択肢も多い国です。一方で、州ごとに法律が違い、弁護士費用も高額になりがち。やみくもに動くと費用倒れになります。トラストジャパンは、相手の実体と資力を確かめ、現地の弁護士と連携して、回収に見合う進め方を組み立てます。

※ 当社が行うのは回収に向けた調査・情報提供です。回収交渉・法的手続きは提携する米国の弁護士・専門機関と連携します。

アメリカの債権回収は、アジアの案件とは性格がまったく違います。司法が機能し、訴訟・ディスカバリー(証拠開示)など回収の手段は豊富にある一方、州ごとに法律と弁護士資格が分かれ、訴訟になれば弁護士費用が高額になります。だからこそ「相手に支払い能力があるのか」「どの州で、どこまでやれば見合うのか」を見極めずに動くと、回収額より費用が上回る事態になりかねません。回収の成否は、動く前の見極めで大きく変わります。

01アメリカの債権回収が、難しくも見える理由

手段が豊富なアメリカでも、次のような事情が回収を複雑にします。これらを踏まえて進め方を設計することが重要です。

  • 州ごとに法律が違う ― 弁護士資格は州ごとで、ある州の判決はそのまま他州では執行できない。債務者の所在する州を起点に考える必要がある。
  • 弁護士費用が高額 ― 訴訟になれば多額の費用がかかる。少額債権では費用倒れのリスクがある。
  • ディスカバリー(証拠開示) ― 訴訟では双方が証拠を開示する制度があり、早期からの証拠管理が結果を左右する。
  • チャプター11(連邦倒産法) ― 米国企業は比較的容易に倒産手続きを申し立てる。売掛債権が倒産債権になる前の早期対応が要る。

つまりアメリカでは「相手の資力と所在を確かめ、回収に見合うかを判断したうえで、適切な州の弁護士につなぐ」という順番が、費用倒れを避ける鍵になります。

02動く前に、確かめておくべきこと

アメリカの回収では、訴訟ありきで動く前に、相手の実態を把握しておくことが費用対効果を大きく左右します。次のような確認が出発点になります。

Check points — 回収に動く前の見極め
  • 相手企業が実在し、事業を続けているか(公開記録・登録情報の確認)
  • 支払い能力・資力があるか(倒産手続きの有無、担保設定の状況など)
  • 債務者がどの州にいるか(管轄・適用法・執行を考える起点)
  • すでに倒産手続きに入っていないか(チャプター11等の確認)
  • 回収額に対して、訴訟費用が見合うか

これらが見えていれば、現地の弁護士も的確に動けます。逆に相手の実態が不明なまま訴訟に進むと、判決を得ても回収できない、あるいは費用倒れになる、という事態を招きます。

03アメリカでの調査でやること

トラストジャパンは、合法的に得られる情報と現地ネットワークを通じて、次の確認を行います。回収に動く意味があるかを判断するための事実を整えます。

  • 企業の実体・登録情報の確認 ― 公開記録から、相手企業の登録状況・事業の継続性を確認する。
  • 資力・倒産状況の確認 ― 倒産手続きの有無、担保設定など、回収可能性に関わる情報を確認する。
  • 所在・管轄の整理 ― 債務者がどの州にいるか、どの州の弁護士につなぐべきかを整理する。
  • 信用情報の活用 ― 商業信用調査・公開データを活用し、相手の信用状況の手がかりを得る。
  • 弁護士連携の準備 ― 確認した事実を、現地の弁護士が動きやすい形に整理する。

04調査で「分かること」と「やらないこと」

期待値を正しく持っていただくために、調査の範囲をはっきりさせます。当社は合法的な調査の範囲で事実を集めます。回収そのものや、非公開情報の不正取得は行いません。

調査で分かること
  • 相手企業の実在・事業の継続性
  • 資力・倒産手続きの有無の手がかり
  • 債務者の所在と、関わる州・管轄
  • 商業信用調査・公開データでの信用状況
  • 回収に動く意味があるかの判断材料
当社が行わないこと
  • 債権の回収・取り立ての代行
  • 相手方との交渉の代行
  • 法的手続き(弁護士の業務)
  • 口座残高など非公開金融情報の取得
  • 違法な手段による情報収集

回収交渉や法的手続きが必要な段階では、提携する米国の弁護士・専門機関と連携します。当社の役割は、その判断と手続きを支える事実を、合法的な範囲で整えることです。

05相談から報告までの流れ

01

相談・論点の整理

何が起きているか、回収の可能性がどこで決まるかを伺い、調べるべき論点を整理します。相談は無料です。

02

調査設計

相手の資力・所在・州など、何をどこまで確かめるか、回収可能性と費用感を踏まえてご提案します。

03

調査・確認

公開記録・商業信用調査・現地ネットワークを通じて、相手の実体・資力・所在を確認します。

04

報告・連携

確認した事実を報告書に整理。回収・法的手続きの段階では、債務者の所在する州の弁護士へおつなぎします。

06よくあるご質問

アメリカは訴訟しやすいと聞きます。すぐ訴えるべきですか。
訴訟は有力な手段ですが、弁護士費用が高額になりやすく、相手に資力がなければ判決を得ても回収できません。まず相手の資力・所在を確かめ、回収に見合うかを判断してから動くのが費用倒れを避ける道です。
相手がどの州にいるかで、対応は変わりますか。
変わります。アメリカは弁護士資格も法律も州ごとで、判決の執行も州をまたぐと手間がかかります。債務者の所在する州を起点に、その州の弁護士につなぐのが基本です。当社が所在と管轄を整理します。
相手が倒産しそうです。急いだほうがいいですか。
はい。米国企業はチャプター11などの倒産手続きを比較的容易に申し立てます。売掛債権が倒産債権になる前の早期対応が重要です。まず倒産手続きの有無を含め、現況を確認します。
少額・個人間の取引でも対応してもらえますか。
主に企業間の取引・売掛金、複数国にまたがる案件など、一定規模以上の債権トラブルを対象としています。とくに米国は費用が高くなりやすいため、回収可能性と費用感を踏まえてお引き受けの可否をご案内します。

参考:輸出代金の回収が滞った場合の打開策(現地弁護士・債権回収会社・信用調査の活用)については、JETRO「輸出代金の回収滞りの打開策」も参考になります。

当社が行うのは回収に向けた調査・情報提供です。回収交渉・法的手続きそのものは行わず、提携する米国の弁護士・専門機関と連携します。

訴える前に、回収できるか確かめる。

アメリカの取引先との代金未回収でお困りの企業の方は、状況の整理からご相談ください。相手の資力・所在を確かめ、回収可能性と費用感を踏まえて、お引き受けの可否をご案内します。

問い合わせフォームへ →

* 当社が行うのは調査・情報提供です。回収・交渉・法的手続きは、提携する米国の弁護士・専門機関が担います。

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