Investigation Item — Ability to Pay
「払えない」は、
本当に払えないのか。
判決を得ても、相手に資力がなければ一円も回収できません。「お金がない」と言う相手が本当に無資力なのか、それとも資産を隠しているのか——。「支払い能力の確認」は、回収に動く意味があるかを見極めるための調査項目です。トラストジャパンが、合法的な範囲で相手の経済状況の手がかりを確かめます。
※ 当社が行うのは回収に向けた調査・情報提供です。回収交渉・法的手続きは提携する弁護士・現地機関と連携します。
海外の債権回収で、所在の次に重要になるのが「相手に支払い能力があるのか」という問いです。どれだけ手続きを尽くして判決を得ても、相手に資力がなければ実際の回収にはつながりません。逆に、「払えない」と言いながら資産を持っている相手もいます。だからこそ、回収に動く前に支払い能力を見極めることが、時間と費用を無駄にしないための要になります。「支払い能力の確認」は、その判断材料を集める調査項目です。
01なぜ「支払い能力」を先に見るのか
支払い能力が見えていないまま回収手続きに進むと、次のようなリスクがあります。
- 判決を得ても回収できない ― 相手に資産がなければ、勝訴しても実際のお金は戻らない。
- 費用倒れになる ― 手続きに費やした時間と費用が、回収額を上回ってしまう。
- 「払えない」の真偽が分からない ― 本当に無資力なのか、資産を隠しているのか、判断できない。
- 打つ手の優先順位が決められない ― 相手の状況が見えないと、交渉・法的手続きのどれを選ぶか決められない。
支払い能力が見えていれば、「回収に動く価値があるか」「どの手段が現実的か」を、根拠をもって判断できます。これは回収の出発点である所在の確認とあわせて、回収可能性を見極める土台になります。
02「支払い能力の確認」で確かめること
この調査項目では、相手(個人・法人)に支払い能力があるのか、その手がかりを合法的な範囲で確かめます。確認するのは、おおむね次のような点です。
- 相手の事業が継続しているか、収入の実態があるか
- 「払えない」という主張と、実際の経済状況に食い違いがないか
- 事業・生活の様子から見える資力の手がかり
- 公開情報の範囲での財務状況・取引状況の手がかり
- 返済の意思があるのか、引き延ばしているだけなのか
これらは、公開情報と現地での確認を組み合わせて見えてきます。確認できた支払い能力の手がかりは、回収交渉や法的手続きを担う弁護士が方針を立てるうえで、重要な判断材料になります。
03調査で「分かること」と「やらないこと」
期待値を正しく持っていただくために、調査の範囲をはっきりさせます。当社は各国の法令を踏まえ、合法的な範囲で経済状況の手がかりを集めます。口座残高など非公開の金融情報の不正取得は行いません。
- 事業の継続性・収入の実態の手がかり
- 「払えない」主張と実態の食い違いの手がかり
- 公開情報の範囲での財務・取引状況
- 返済の意思・引き延ばしの兆候
- 回収に動く価値があるかの判断材料
- 口座残高など非公開金融情報の不正取得
- 債権の回収・取り立ての代行
- 相手方との交渉の代行
- 法的手続き(弁護士の業務)
- 各国の法令に反する手段での情報収集
回収交渉や法的手続きが必要な段階では、確認した事実をもとに、提携する弁護士・現地機関へおつなぎします。当社の役割は、その判断と手続きを支える事実を、合法的な範囲で整えることです。
04関連する調査項目
支払い能力の確認は、他の調査項目と組み合わせることで、回収の見通しがより明確になります。
05よくあるご質問
参考:相手に資力がない場合の回収の難しさについては、法テラス(日本司法支援センター)の解説も参考になります。
当社が行うのは回収に向けた調査・情報提供です。回収交渉・法的手続きそのものは行わず、提携する弁護士・専門機関と連携します。
動く前に、回収できる相手か見極める。
海外の取引先・債務者の「払えない」が本当か見極めたい企業の方は、状況の整理からご相談ください。経済状況の手がかりをもとに、回収に動く価値があるか、回収可能性を踏まえてお引き受けの可否をご案内します。
問い合わせフォームへ →* 当社が行うのは調査・情報提供です。回収・交渉・法的手続きは、提携する弁護士・専門機関が担います。


