スラバヤでの事例
インドネシアの都市、スラバヤで行った債権回収の事例をお伝えします。
依頼主は現地でビジネスを行う日本人の個人事業主でした。スラバヤで取引を行うとあるメーカーが、報酬の支払いに応じないということです。
さっそくスラバヤ現地で詳しく調べてみることにしました。
取引先メーカーの徹底調査
今回対象となったこのメーカーは、現地人のツテで特殊技能のある依頼者様に外注を行いました。
はじめの方こそ支払いはしっかりと行われていたものの、徐々に滞納し、気付けば何ヶ月分も債務が膨れ上がっているという状況になってしまいました。
資金繰りが追いつかないとのメーカー側の言い分でしたが、個人事業主であることや現地企業でないことから足元を見られているのではないかとも見解しました。
調査結果とその後
会社の資産周りの調査を徹底的に行い、支払い能力は十分にあると判断し、後日現地の弁護士を通じ、依頼者様への支払いを行うよう通達しました。
やはり思惑どおり外国人だからと足元を見られていたようで、他にも足蹴に扱われていた外国人個人事業主は存在していたようです。
海外での債権トラブルはこうした人種間の差別から生じることもあります。インドネシアの債権トラブルはトラストジャパンがご対応致します。