韓国大邱での事例
韓国は大邱から依頼された事例です。依頼者は日本人の現地の事業主の方でした。
「現地のある企業の社長から資金融資を依頼され、半年後に元手プラス10パーセントの利回りを返済するということで話を呑んだ。
しかし、利回りどころか元手の返済すら無く、度重なる交渉にも応じる気配すらない」ということでした。
そこで、弊社に債権の回収を依頼されることになったという流れです。
取引先人物の調査
取引先の人物は「資金が無いので支払いに応じることができない」とのことでした。
今回依頼者様にはある事業の開業資金としての融資をお願いしたとの事ですが、繁栄せず、予定の売上を調達出来なかったようです。
もちろん無いところから回収は出来ませんが、このようなケースでは、対象が本当に資金が無いのか、財産や周囲の関係者などの情報も徹底的に調べます。
海外での融資は自己責任で
調査を行ってから数日、新たな事実が明らかになりました。取引先の人物が公にしていない資産を保有していたのです。
海外に銀行口座を作り、多額の資金を貯蓄していたこともわかりました。資産があるにも関わらず支払いをしないことはいうまでもなく悪質で、最悪の場合返済を踏み倒される可能性もあります。
今回は早目のてだてが理想と判断し、現地の弁護士と共同し、交渉を行い、後日、無事返金は済まされました。
今回のようなトラブルを避けるうえでも、海外で投資や融資をする際は、対象の人物や企業のバックグラウンドもしっかりと確認しておく必要があります。