北京での事例
今回は、中国北京より報告された事例です。ご相談者は日本の貿易会社のD社の社長からです。
上海中国詐欺会社と交易し、詐欺被害を受けたとのことでご連絡いただきました。中国との取引は増えていますが、詐欺被害が報告される件数も増加しています。
真相を掴むべく、調査を開始しました。
商品が送られてこない詐欺
話によると、依頼主様は取引先のS社に前金USDの4.5万を送金したものの、商品が送られてくる気配はありませんでした。
何度かの催促の末、ようやく商品が送られてきたのですが、調査を進めたところ、S社は契約納期を守らないまま何度かの催促の後、契約品ではない偽商品を出荷していたのです。
商品は巧妙に本物そっくりに作られていましたが、専門業社の鑑定より、完全な偽物であることが明確になりました。詐欺であることが立証されたのです。
真相解明と被害額回収
その後、当方の提案により、当社関係者中国地元の協力弁護士と、公安システムのご協力を要請。支払った全額と損害賠償を請求し、取り立てることに成功しました。
実は今回のようなトラブルは頻繁に報告されています。中国でのお金の被害、債権回収が関連したトラブルはトラストジャパンまでご相談ください。