シンガポールでの事例
東南アジアの経済中心的国家であるシンガポール。
すでに多くの日系企業が進出し、ビジネスが行われています。債権トラブルが発生したのはこの地からで、依頼者は現地にお住まいの日本人資産家の方からでした。
「仲良くしている現地人が会社を興すからとお金を貸したが、返済期日になっても返金がない」とのことでした。
ターゲットの企業調査
今回は、ターゲットでえる現地人の興した会社まわりを徹底的に調べることにしました。
確かに予定通り会社は興され営業も行われているのですが、何ヶ月も返済の目処が立っていないのはなんらかの理由です。
業績不振なのか、はたまた他に理由があるのか。調べたところ、この企業は既に大きな粗利を出していました。
しかし、依頼者様にはお金を返さず、隣国のマレーシアに土地を購入していたのです。
現地の弁護士より請求
この手のタイプは、お金を返さず踏み倒すケースが多いです。
現地の弁護士経由で、土地の在り処を掴んだ旨や返済能力があるにも関わらず返済に応じない場合、法的手段も検討するという文言を伝え、この企業に返済に応じさせることができました。
資産家や経営者を中心に、今回のように現地人に狙われるケースも少なくありません。シンガポールの債権トラブルは、トラストジャパンにご相談ください。